HSPの中でも、HSS型HSPと呼ばれるタイプがあります。
High Sensation Seeking(刺激探求型)
内向的で静かな生活を好むHSPとちょっと違い
外向的で好奇心が強いため、一見「繊細な人」とは思われにくい。
(自分でも気づきにくいです)
「非常に敏感で繊細なのに、刺激を求めてしまう」
矛盾に満ちたHSSに長年振り回されてきました(苦笑)
・HSS型の特性を活かす方法
・うまく付き合って行く方法
をお伝えします。
優劣と捉えない
「HSP」を知り
精神疾患でなかったことにホッと一息。
だけど…その反面
「Highly Sensitive Person」と
難しい英語で表記されると
異質な人みたい…
(サイコパスのようなイメージw)
社会不適合者のような劣等感が拭いきれませんでした。
しかも、私はHSS型!!
幼い頃から二重人格・多重人格の物語に惹かれながら
「私もそうなんじゃないか?」
という不安がありました。
自分を安心させるために、まずしたことは、
自己肯定感を高めるための本を読むこと。
どの本にも書いてある
「ありのままの自分を受け入れましょう」
頭ではわかってるんです。
(アナ雪大好きだし)
だけど、まだ心の中にくすぶる思い
「私って、やっぱりダメ人間なんだ」
優秀な人、成功している人への憧れを消すって難しい。
それはもう仕方ないことだよ。
生まれ持った気質なんだから。
「ダメ人間でもいいじゃないか」
「ダメ人間でも支えてくれる夫や家族、友人がいるじゃないか」
そうやって、むりやり気持ちをそっちに寄せて
私は幸せなんだと
“言い聞かせようと”してました。
本との出会い
そんな時、ふと本屋さんで
平積みされた本に目が行きました。
「気がつきすぎて疲れる」が驚くほどなくなる 「繊細さん」の本
表紙の内容が
「え?私のこと言ってる?」
ってくらいドンピシャ!!
「繊細さん」って言葉に、
心がほぐれていくような
肩の力が抜けるような
安心感に包まれました。
この本に出会い、やっと心から
「私は繊細さんなんだ」って
晴れ晴れとした気持ちになれました。
長年とらわれていた劣等感。
「どうしたら普通になれるの?」
「鈍感になれるの?」
それが、やっと
HSPであることを前提に
「どうしたら毎日疲れず、幸せに暮らせるか」
そう、考えをシフトすることができました。
生活と思考を見直そう
やっと「HSP」を受け入れた私は
・無理をしない練習
・嫌なことはしない練習
から始めてみました。
HSSであるが故に、
ついつい刺激がある方向に飛び込もうとしてしまいます。
本当にやりたかったら我慢する必要はありません。
ただ、立ち止まって
自分の内なる声に耳を澄ませることも必要です。
「本当にやりたいの?
よく見られたいからじゃないの?」
非繊細さんの夫から言われた言葉が
今でも耳に残っています。
「嫌なことをするより、嫌なことをしない方が簡単」
「ただ”やらない”だけがなぜできないのか?」
言われたみたらその通りなんですよね(苦笑)
だけど、私にとって「やらない」ことは
何より難しいことなんです。
「やらない」「できない」は悪!!
できる努力をしなきゃいけない!!
そんな軍隊のような思考回路ができていたためです。
また、「人から良く見られたい」という
承認欲求も
負の連鎖を加速させる要因でした。
「やらない」って投げ出すのが苦手。
厳密に言うと
「やらないことに罪悪感を持たないこと」
が苦手です。
私は働き者でもなく、
マメな主婦でもありません!
めんどくさいこと大嫌い!
ズボラもズボラ、大ズボラ!!
なので、実際は
「やらない」という選択は取れているんです。
だけど、心の中は
・本当はやらなきゃいけないのにな
・なんでこんなに意思が弱いの
・なんでこんなに面倒くさがりなの
・あと5分…あと10分
「やらずに休もう」と決めたのに
頭の中は、罪悪感で大忙し!!
体は休んでいても、心と頭がぐわんぐわん!
玉突き事故状態!!
こんなんじゃ気が休まることがありません。
少しでも「嫌だな」「やりたくないな」
そんな気持ちが出てきたら
直ちに、従ってあげましょう!
気持ちの変容
「嫌なこと」から解放され、
心の声に耳を傾けるようになってからの
私の気持ちの変化です。
①ダメな自分の否定
・みんなと同じように頑張らなきゃ
・普通にならなきゃ
・鈍感力をつけなきゃ
↓
②ダメな自分の受け入れ
・特性を受け入れる
・人と違ってもこれが私
・優れてるも劣ってるもない
↓
③ダメな自分を肯定
・どうやって特技を活かそうか
・人にはできないことができる可能性がある
・私は私のやり方で成功すれば良い
①に10年かかりましが(苦笑)
②が完全にできるようになると、
③への移行は比較的早いと感じています。
特にHSS型は、刺激を求め知的好奇心が深いと言われています。
負の感情に支配されず、心のままに生きることで
天才的なひらめきができる可能性が高いです!
嫌なことをやめると、好きなことに時間を使えます。
そうすると心が満たされ、どんどん意欲が湧いてきます。
HSS型の取説=本能に従って生きる!
です。
まとめ
HSPをやめることはできませんが、活かすことはできます。
無理して受け入れる・理解する必要はありません。
生活の1つ1つ、行動の1つ1つにヒントはあります。
そこに無理はありませんか??
不快を無視していませんか??
- 優劣をつけない
- 特性を認識する
- 無理や嫌なことをやめてみる
- 本当にやりたいことが見えてくる
- 才能が開花する
自分の声を聞いて、応えてあげる
それを繰り返していいると、いつの間にか
劣等感が薄くなってきます。
マイナスとしか捉えられなかったことが、
天性の才能とすら思えてきます(笑)
個人的なことではありますが
私が具体的に行ったことについても
今後、書いていけたらと思っています。
・自分を受け入れること、褒めることが苦手な方
・めんどくさいことは嫌だ
・3日坊主だから無理
そうした方に届いたら良いなと思っています。
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